わかる! 血液検査の意味

総たんぱく、アルブミン

ポイント
総たんぱく:6.6 g/dL以下の場合
アルブミン:3.7 g/dL以下の場合
肝機能が低下している状態を示しています。
基準値:総たんぱく:6.7~8.3 g/dL アルブミン:3.8~5.3 g/dL
出典:三菱化学メディエンス(株)臨床検査検査項目解説

解説

総たんぱく、アルブミン値健常時

<健常時>

総たんぱくとは、血液中に含まれているたんぱくの総称です。アルブミンとは総たんぱくの約67%を占めるたんぱく質です。肝細胞でのみつくられ、血液中に存在しています。
血液中のさまざまな物質を運んだり、体液の濃度を調整する働きをします。

総たんぱく、アルブミン値異常時

<異常時>

何らかの異常で肝機能が低下すると、肝臓のアルブミンをつくる能力が低下するため血液中の数値が下がります。
慢性肝炎、初期の肝硬変ではあまり変動しませんが、肝硬変が進むと減少し、アルブミンも3.5 g/dL⇒3.0 g/dL、さらには2.0 g/dL台になります。

関連する主な疾患
肝がん肝硬変|劇症肝炎|ネフローゼ症候群
※尿中にアルブミンが漏れ出すため、血液中のアルブミンが少なくなる疾患